AIS総合設計では、プロジェクトのスタート時には、「意匠」「構造」「設備」「監理」「営業」の各分野の責任者によるミーティングを行い、早期合意形成(フロントローディング)の上でそれぞれの立場から設計目的に最適なプランを策定。さらに、基本設計、実施設計などの各段階で、設計趣旨と方向性にブレがないか社内検証を行い、コミュニケーションを重ねながら適正な設計精度を確保しています。その品質は、毎年連続で多数の建築賞を受賞していることからも高く評価されています。
設計業務において重要な役割を果たしているのが、「経験値のデータベース化」。個々が持つ資質やスキル、知見などの情報を一元管理することで、構造や環境・法律などの諸問題をクリアするための設計プロセスを標準化し、プロジェクトで最優先されるべきコア業務にマンパワーを集中投下します。データベースには各担当者が自由にアクセスできるため、組織横断的な意思決定と、スピード感あふれる計画策定を効率的に機能させることができます。